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業界別の節電 ~学校編

今日、節電に取り組み環境への負担を減らそうとしている学校が増えてきています。今回はそんな学校で行える節電の紹介です。

◆設備を省エネのものに一新する
省エネ機器、消費電力の少ない機器を取り入れるのは消費電力削減の大きな一歩となります。
しかし初期投資の問題もあり学校側だけでは決められない場合もあります。
そのため自治体や教育委員会で節電を行っていく方針を取り決めることも重要です。

◆電灯による電力消費を抑える
アメリカでエネルギー問題に取り組む団体ASE(Alliance to Save Energy)によると学校の電力消費の約50%は電灯が占めていると報告されています。
つまりこの電灯が学校における節電の鍵となってくるのです。
蛍光灯を小さいサイズに取り換えたり、消費電力の低いLEDランプを取り入れることで効率化を図ることが出来ます。

◆自動販売機設置数の見直し
自動販売機には商品を照らすための蛍光灯が2~3本内蔵されており、更に商品を冷却、加熱する際に必要な圧縮機が常時運転しているため消費電力は非常に高いものとなります。
設置する位置などを再考し、本当に必要な台数のみ残すだけでも確実な節電となります。

◆省エネ教育を行う
まず生徒に節電、省エネの重要性を説くことが大切です。生徒自らが意欲的に取り組めるように日替わりの節電係を設置するのも良いでしょう。
移動教室の際は必ず照明を消す、エアコンをかけている際はドア、窓などをきちんと閉めるなど些細なことでも徹底していれば効果は増していきます。

今回は業界別の節電、学校編でした。
教員の立場と生徒の立場では行える節電も変わってきますがそれぞれが役割を遂行して学校全体での節電に貢献していきたいですね。