今だからこそ知ってほしい電力の鬼・松永安左ェ門について
皆さんは「電力の鬼」「電力王」と呼ばれた人物をご存知でしょうか。
戦前・民営の電力会社である東邦電力を率いて、九州、近畿、中部地方一帯に電力提供を行い、東京エリアの覇権を東京電灯と争った人物、それが「松永安左ェ門」という男です。
NHKが「電力の鬼」をドラマ化
2016年4月に電力自由化を控えるこのタイミングだからこそ見てほしいドラマです。戦後の電力会社のあり方に関して、松永安左ェ門を中心としたGHQとの交渉、電気事業再編成審議会との衝突など、現在の電力会社を形成するに至るまでを知ることができます。
放送日:9月19日(土)総合午後9時から<名古屋放送局制作>
以下、NHK「経世済民の男」より引用(http://www.nhk.or.jp/dsp/keisei/)
戦後日本の高度経済成長の礎となる、電気事業の分割民営化を成し遂げ「電力の鬼」と呼ばれた男、松永安左ェ門。福沢諭吉の門下として“独立自尊”と“民”の精神を受け継いだ松永は、焦土と化した日本にあってその未来を見つめ、復興と成長を目指し、命を賭して逆境に身を投じる決意をする。今、鬼と呼ばれた男、松永安左ェ門の闘いが始まる。
戦前の日本の電力市場
2016年4月に電力自由化が開始される予定ですが、実は戦前の日本は現在のように10地域に分けられ一般電気事業者(東京電力・関西電力など)が独占的に電気を提供していたわけではなく、同じ地域に複数の電力会社が電気を提供し、自由競争が行われていました。
松永安左ェ門についてもっと知りたい方は