みなさんはダムといえば、どのダムを思い浮かべるでしょうか。
工事が難航し、世紀のダムと言われた黒部ダムを想像する人が多いのではないでしょうか。
秘境の地だった黒部ダム一帯も今では観光地として有名で年間100万人もの観光客が訪れています。
今回はそんな黒部ダムを紹介してみたいと思います。
黒部ダムとは
現在、黒部ダムは関西電力の所有となっています。
富山県に位置し、立山アルペンルート上にあります。
1956年に着工し、1963年に完成しました。
黒部ダムの発電量
黒部ダムの最大出力は33万5千kWで、年間の発電量は年間10億kWhになります。
この最大出力は完成から50年以上経った今でも、揚水式のダムを除いて現在でも第4位の大きさです。
ちなみに、この年間10億kWhは一般家庭100万世帯分に相当します。
黒部ダムの放水
黒部ダムといえば豪快な放水の場面を想像するのではないでしょうか。
黒部ダムでは毎年6月から10月までの間、毎日放水を行っています。
そもそも、黒部ダムは人口的に作られた黒部湖という湖の下流に作られました。
この黒部湖は貯水容量が2億トンで人口湖として日本最大級の規模です。
ここにためられた水を使って黒部ダムは発電や放水を行っているのです。
参照元:http://www.kurobe-dam.com/index.html