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日本で生産される化石燃料

発電や交通、プラスチックの生産などなくてはならない化石燃料。日本は現在その99%を輸入に頼っています。これはおそらく皆さんご存じでしょう。しかし、残りの1%は日本国内で生産されています。

このように国内でも安定して一定量の生産は行われています(全体の消費量から比べると微々たるものですが)。新潟県や山形県、秋田県などの東北地方での生産が大半です。

海外から大規模に輸入するのに比べて単位当たりのコストは割高になってしまう国内での小規模生産ですが、なぜ続けているのでしょうか。一言でいうと有事のためと言えます。政治的な関係悪化や災害など何かしらの原因で輸入がストップしてしまうことは考えられます。もちろん、リスク分散のために多くの国から輸入するなどの対策は打ってはいますが、二重での対策のようです。しかし、量はわずかなのでこれだけで賄うことはほとんど不可能です。有事の一時しのぎではありますが国内で化石燃料が生産されていることは心に留めておいてもいいかもしれません。