温暖化の影響でしょうか。エアコンを使わないで過ごす期間は年々短くなっているような気がします。そんなエアコンが壊れてしまったら大変です。壊れてしまった時に慌てないように、故障の種類ごとのエアコンの修理費用の目安を知っておきましょう。
エアコンの故障診断費用
まず、エアコンが故障したら、どこが壊れているかを調べてもらうことになるかと思います。診断をお願いすると、修理できる、できない、するしないにかかわらず、2000円~3000円ほどの診断費用にプラスして作業員の出張費がかかります。
エアコンの修理費用
その上で、修理をする必要があると判断されたら、修理をお願いする会社にもよりますが、たいていの修理は1個所、1万5千円~3万円強くらいの費用がかかります。しかし、溶接を伴う冷凍サイクルや圧縮機の修理をしなければならないとなると、5万円~10万円くらいかかります。故障は常に1つのところが原因なわけではありません。複数の個所が壊れていたりすると、当然修理費用も高額になります。
エアコンの修理期間は約9年間
また、エアコンは製造を終了してから9年間は壊れるかもしれない部品の製造をしなければいけないことになっています。メーカーはもちろん余裕をもって交換部品を用意していますが、古い機種であればあるほど、交換部品がなく、故障原因が分かっても修理できないこともあります。
ちなみに、保証期間を大幅に過ぎ、エアコンのお手入れや室外機周辺の環境はきちんとしているのに、お部屋を冷やさなかったり、温風が出てくる場合や、エアコンをつけるとブレーカーが落ちるような場合は、節電・節約の観点から考えても、修理を依頼するより新しいエアコンを買った方が良いかもしれません。お手持ちのエアコンの状況をよく把握し、最善のチョイスができると良いですね。