家庭用の炊飯器は、炊飯器能に加えて保温機能が付いています。
保温機能は、いつでも暖かいご飯が食べれますので、重宝する機能ですが、つけっぱなしの時の電気代が気になります。
そこで、少しでも保温にかかる電気代が安い炊飯器を見つけて節約したい方に、エコ炊飯器をご紹介します。
3種類の炊飯器を徹底比較
炊飯器の保温中にかかる電気料金の測定値を炊飯器の種類別に調べて、炊飯や保温にかかる電気代をまとめます。
象印の5.5合炊き炊飯器で3種類の炊飯タイプの新製品を比較した場合、
「圧力IH炊飯ジャー(np-zb10)」-1240w
「IH炊飯ジャー(np-vn10)」-1105w
「マイコン炊飯ジャー(ns-wb10)」-605w
となりました。
しかし、炊飯時に使用する消費電力量は
「圧力IH炊飯ジャー」-132wh
「IH炊飯ジャー」-143wh
「マイコン炊飯ジャー」-159wh
という結果なので、マイコンタイプの方がIHよりも電力を多く使用することが判ります。これは、炊飯にかかる時間が圧力IHの方が、短いので、消費電力も少なくて済むのです。
次に、この3種類の炊飯器の保温時に使用する消費電力量を比較してみると以下の通りです。
1時間保温を続けた場合、
「圧力IH炊飯ジャー」-15.5wh
「IH炊飯ジャー」-15.0wh
「マイコン炊飯ジャー」-18.9wh
となります。つまり、マイコンの炊飯ジャーで保温をするよりもIHの炊飯器で保温をした方が、電気代は節約できる計算になります。新しく炊飯器の購入を検討されている方は是非ご参考下さい。