毎年、季節ごとに新製品が発売されていく家電。
新製品を家電量販店に見に行って楽しむという方も多いかもしれません。
しかし、このようなペースで次々に発売されていつ買えば良いのかわからなくなってしまいます。
電気代を節約するという観点で今買い時な家電は何なのか考えてみましょう!
エネルギー消費効率改善率を見てみる
経済産業省の資源エネルギー庁が発行している省エネ製品カタログではエネルギー消費効率改善率が一覧で載っています。
これは、それぞれの家電が一定期間の間にどれだけ消費電力が減っているかを%で表したものです。
説明が難しくなりましたが、
要はどれだけ省エネになったかということ
です。
これを元に今買い時な家電を見ていきます。
一覧表です。
パソコン | 2001年⇒2007年 | 80.8% |
2007年⇒2011年 | 85.0% | |
エアコン | 1997年⇒2004年 | 67.8% |
2005年⇒2010年 | 16.3% | |
冷蔵庫 | 1998年⇒2004年 | 55.2% |
2005年⇒2010年 | 43.0% | |
テレビ | 2004年⇒2008年 | 29.6% |
2008年⇒2012年 | 60.6% | |
蛍光灯 | 1997年⇒2005年 | 35.7% |
2006年⇒2012年 | 14.5% |
比較してみると・・・
90年代から2000年代にかけて
全体的に90年代後半から2000年代前半にかけての改善率が高くなっています。
省エネや環境保護が流行り始めた時期なので各社がこぞって省エネを目指した時期ですね。
もし、今90年代に買った家電を使っている方がいればすぐに買い替えてください!
電気代は半分以下に節約できます。
2000年代後半から
2000年代後半から現在までの改善率は家電によって大きなばらつきがあります。
テレビやパソコンは大きく進歩しています。
一方で、エアコンや蛍光灯は20%ほどしか変わっていません。
つまり、この数字が低い家電は今買い替えても損しないということです。
数年で20%ほどしか改善されていないということは数年後に買い替えても今買い替えてもそこまで大きな電気代の節約効果は見込めないという事です。
逆に改善率が高いものはこれから数年の間にさらなる大きな改善が見込まれます。
数年後になって、消費電力・電気代が全然違う・・・損をした。ということがありえてしまいます。
この数字を元に買い替えるタイミングを少し見直して電気代の節約を効率よくしてみましょう!