安定供給とは、質・量が安定した電気を供給する、という意味です。
以下に各要素が安定している状態を説明します。
質の安定
電気の周波数が一定の状態です。東日本では50Hz、西日本では60Hzに電気の周波数が安定する状態が必要です。
電化製品や機械は、この周波数のもとで機能するように設計されているため、周波数が安定していないと故障したり不具合が起きる可能性があります。
量の安定
電力需要に一致する電気を供給できている状態です。電気は需要と同時に消費される必要があります。
需要あるいは供給、どちらか一方が大きくなってしまうと、周波数の変化や停電などが起きる可能性があるためです。今後は広域機関が、需給を調整する役目を果たします。