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大型地熱発電所を秋田に設立。

地熱発電所

地熱発電所を3社共同で設立

電力自由化に伴い、各社多種多様な電源を求め、発電所の設立を実施しています。
こういった潮流がある中で、 Jパワー、三菱マテリアル、三菱ガス化学の3社は25日、秋田県湯沢市で大規模地熱発電所(湯沢地熱株式会社)の建設を始めました。
Jパワーは、発電所の建設・運用、そして電力販売の知見があるため、この地熱発電所建設プロジェクトを引っ張っていくものと思われます。

地熱発電は、電力の安定性と価格の面から、他の再生可能エネルギーよりも扱いやすい.

地熱発電は、太陽光発電や風力発電と異なり安定した発電が可能です。
地中から吸い上げた高温の蒸気でタービンを回すため、天候に左右されることがないためです。
また、太陽光発電が1kWh時29円なのに対して、地熱発電は26円となっています。

今回の地熱発電所設立は、長期の計画。

今回の地熱発電所建設は20年越しで計画されました。
1993年に現地調査が始まっており、湯沢地熱株式会社は2010年に設立されました。
この湯沢地熱発電所が関わる大規模気熱発電所が完成すれば、国内では約23年ぶりの施工事例となり、約8万世帯分の電力である4万2000Wを発電予定です。

地熱量世界3位を誇る日本で、地熱は安定した安い電気を供給できる電源となりえるのでしょうか。湯沢電力の今後の動向に期待です。