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変わらない東京電力

電力の自由化が始まっても東京電力が何も変えない理由

 電力自由化とは?

はじめに電力の自由化についてです。法律の改正によって、電力の自由化が今年の4月1日から開始されます。まず、その電力の自由化とは何か簡単に説明しようと思います。電力の自由化とは電力販売の自由化でもあり、地域に根差した大手電力会社以外の会社も電気を販売することが可能になったのです。つまり、新規参入の会社が増えることによって、我々は電力会社を自由に選ぶことが出来るのです。そのメリットは、各社が競い合うことによってよりサービスが充実したり価格競争が発生するので、安くお得に電気を買うことが出来るのです。わかりやすく例を挙げれば、携帯電話のキャリアもdocomoだけではなく、他のauやsoftbankが選べるのと同じような環境になるのです。よく勘違いされる方が多いのですが、送電線は各地域の大手電力会社のものを使用するので停電の心配などはありません。自由化に対しての問題点としては、この電力の自由化に関して国民がそこまで関心を示していないことがひとつの問題だと考えられます。というのも、テレビや携帯ニュースを始めとするメディアにしても、もう電力の自由化が始まる秒読みの段階に入っているのにそこまで大々的には報じられていません。何だか政府も我々は十分に拡散する努力はしている、と言わんばかりです。

 

東京電力はなにもしない!?

しないことのメリット!

結果として、東京電力は何も変えることはないと考えられます。変えない理由としては、特に変える必要がないからです。放っておいても顧客は一定数どころか過半数以上確保できるわけですから必要ありません。その残りの少ない人数を、他社がシェアすることになると踏んでいると思われますし私もそうなると思います。それだけ世間の関心は低いからです。他に東京電力が何も変えない理由としては、ここで何かを変えてしまうと逆にマスコミが反応してしまって、知られなくてよい電力の自由化の仕組みを知られてしまうからです。

 

 

国民の関心が必要

関心がなければよりよいサービスを享受することはできない!

大事なことは、我々国民がもっと電力の自由化に関心を抱くことです。関心を抱けばマスコミが反応して報道します。報道された内容を聞いて我々の中から関心を持つ人が増えます。関心を持った人が増えると、東京電力を始めとする地域の電力会社も触発されてより激しい価格競争が起きることとなります。もうすぐ電力の自由化がいよいよ始まります。せっかく大手電力会社以外に電気の販売権が出来たわけです。ですから、我々国民はしっかり関心を持って新規参入の会社にはどんなサービスがあって、どんなプランがあるのかを把握する必要があるといえるでしょう。

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