四国電力は2016年3月26日付けで発表していた、伊方発電所の廃止を5月10日付けで実施しました。今後は、廃止措置計画を取り纏めた上で認可申請を行う予定です。
下記は、四国電力のプレスリリースより引用
四国電力は伊方発電所1号機の
当社は、本日、取締役会において、伊方発電所1号機の廃止を決定したことから、 電気事業法に基づき、経済産業大臣に電気工作物変更届出を行いますので、お知らせ いたします。(廃止予定日:平成28年5月10日) 伊方発電所1号機については、平成29年9月に営業運転開始から40年となること から、これまで、新規制基準への適合や40年超運転に向けて必要となる具体的対策等に ついて、検討を進めてまいりました。その結果、供給力確保の観点、各種安全対策工事の 技術的成立性やそのために必要となる工事費用、運転可能期間などを総合的に勘案し、 同機の運転期間延長認可申請は行わず、廃止することとしたものであります。 なお、今回の決定にあたっては、「廃炉を円滑に進めるための会計関連制度」が 昨年3月に導入されたことも考慮しております。 当社としましては、今後、伊方発電所1号機の廃止に伴う各種手続きを確実に進めると ともに、安全確保を最優先に廃止措置に取り組んでまいります。
出典:四国電力 プレスリリース