和歌山県初の新電力会社、和歌山電力がウェブサイト公開。
今年2月に設立された和歌山電力がウェブサイトを公開しました。
同社は、和歌山県内では初の新電力会社です。
「電力の地産地消」と、それを通したエネルギーコストの削減、地域の活性化を目標としています。
和歌山県の日照時間が長く、森林が多いという特性を生かし、太陽光とバイオマスを主電源とします。
和歌山電力は、高圧・特別高圧(オフィスビルや工場が必要とする電力)だけでなく、低圧電力(家庭やレストラン、コンビニなどが必要とする電力)も販売していく予定です。
和歌山電力の協力体制
日本新電力総合研究所
需給コントロール契約をしています。
買い取った電力と同時に同量の電気を消費者の方に対して送るシステムを和歌山電力に対して提供。
また、電力需要に対し供給が不足分の電力補てん契約もしています。
関西電力株式会社
配送電の利用契約をしています。
また、和歌山電力と契約している消費者の急な電力需要などに対する対応も行います。
滋賀電力株式会社
電力の需給調整を行います。
また一つ、新たな地域電力の会社がウェブサイトを公開しました。
今回紹介させていただいた和歌山電力は、山口高史さんがエネルギーの地産地消に貢献し、地域を活性化させたいという思いから設立した会社です。
今後、こういった地方自治体とは直接のかかわりはなくとも、一般の方々が設立する地域電力会社が増えていくのかもしれません。