北海道電力、タイ発電公社と技術協力延長へ
北海道電力とEGATの水力発電分野を中心とした技術協力は2006年から始まっていましたが、5月12日に3回目の覚書の締結が行われました。
EGAT社とは100%タイ王国政府出資の発電公社で発電設備容量は1500万kwとタイ全体の45%ほどを占める会社です。
これまでの技術協力はタイから20人ほどが技術者が来日して、最新の保守技術のノウハウを学んだり、北海道電力が自社の社員をEGATに派遣し、水力発電所改良工事の検討などを行うという構図でしたが、東日本大震災によって覚書の更新が行われておらず、いったん失効する形になっていましたが、今回改めて締結することになりました。
札幌市内のホテルで開かれた調印式には北海道電力の真弓明彦社長とEGATのスーンチャン・カムヌーンサ総裁が出席しました。