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初の40年ルール適用で原発4基廃止へ

40年ルール

関西電力の美浜原発など原発4基を廃止することが2015年4月27日に発表されました。

これは、2011年の福島原発事故を踏まえて制定された原発の運転期間を原則として40年に制限した40年ルールの初の適用例となりそうです。

この廃止によって国内の商業用原発は43基に減少し、総発電量は原発稼働のピークだった2005年と比べると約15%の減少となります。

今回の40年ルールで廃止される原発

今回廃止されるのは美浜原発の1,2号機(関西電力)、玄海原発の1号機(九州電力)、敦賀原発の1号機(日本原電)です。

これに加えて今月30日には島根原発の1号機(中国電力)が廃止される予定です。

今回廃止される原発はいずれも40年以上経過しており、国が定めた40年ルールを適用しての廃止になります。

一方で、関西電力は来年に廃止期限が来る高浜原発の1,2号機と美浜原発の3号機の運転期間延長の申請を行う予定です。

40年ルールでは原子力規制委員会が安全と認めた原発に関しては最長20年の運転期間の延長を認めているのです。

その場合、今年7月までの申請を義務付けています。

参照元:http://mainichi.jp/select/news/20150427k0000m020080000c.html