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分割連系方式

系統規模の増大に伴って系統の短絡容量も増大する傾向にあります。とりわけ5万4,000V以下の系統については対象設備が多く、また需要家設備にも影響を及ぼすことから、これらの配電線の系統構成は事故時の停電範囲を局限化するため、開閉器(幹線開閉器)により数区間に分割し、事故以外の区間に隣接配電線から逆送電できるように連系線を設けています。このような配電線の標準形態を分割連系方式、あるいは多分割多連系方式と呼びます。