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出光興産・九州電力・東京瓦斯、千葉県袖ケ浦市に千葉県袖ケ浦エナジー設立。

千葉県袖ケ浦エナジー

千葉県へ、3社共同出資で千葉県袖ケ浦エナジーを設立

2015年5月1日に、出光興産・九州電力・東京ガスが3社均等出資のもと、千葉県袖ケ浦エナジーを設立しました。
3社のプレスリリースからは、千葉県を中心とした地域向けに電力販売を行くことが読み取れます。

同社の概要は以下の通りです。

【設立会社の概要】
会社名 株式会社千葉袖ケ浦エナジー
代表取締役社長 三宅一成
本店所在地 千葉県袖ケ浦市
事務所所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目6番地1
ワールドビジネスガーデン マリブイースト25階
設立日 2015年5月1日
設立時資本 9.96億円
(資本金 4.98億円、資本準備金 4.98億円)
出資比率 三社均等
【発電所の計画概要】
予定地 千葉県袖ケ浦市中袖3番地1
発電方式 超々臨界圧方式
発電規模 最大200万kW(100万kW2基)
燃料 石炭(バイオマス混焼なども検討)
運転開始 2020年代中頃(予定)

 

出資している3社の事業内容から、出光興産が燃料の調達、九州電力が発電所の管理や
発電事業ノウハウの提供等、東京ガスがセット販売に利用するガスの提供を行うことが予想されます。

今回の株式会社千葉県袖ケ浦エナジーの設立を九州電力の関東進出ととらえるなら、
一般電気事業者が関東に進出した事例は、関西電力に続き2社目となります。関西電力も千葉県に発電所を構え、販売を行う見込みです。

千葉県は人口全国6位であるため、電力販売会社にとっては比較的魅力的なマーケットといえるため、千葉県では電力販売会社の戦国時代が始まるかもしれません。

参考:http://www.kyuden.co.jp/press_h150501-1.html