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再生可能エネルギーで事業拡大~オリックス~

オリックスとは

オリックスはリース事業を起点に創業し、金融事業を中心に様々な事業を展開する日本の上場企業。そんなオリックスがエネルギー事業の拡大を進めている。
2016年の電力自由化に向けてPPS(新電力)の登録もしている同社は、再生可能エネルギー全般での発電で電力提供を行う予定。

オリックスが手掛けるエネルギー事業

オリックスが展開している事業は多岐に渡る。

発電所の開発

再生可能エネルギーの発電所の建設。

低圧電力の自由化への参入

オリックス株式会社としてPPS(新電力)に登録済。全国の低圧電気需要家に対して発電・小売りが可能になる。

高圧電力の小売

東京電力・中部電力・関西電力・四国電力の送電エリア内で高圧電力の提供。

省エネ関連のサービス提供

ESCOや電力見える化など省エネルギーと電力料の削減などの支援

集合住宅向け「電力一括購入サービス」

オリックス電力が提供。集合住宅単位で高圧電力を一括で購入し、居住者に対して安価に配電する。

発電設備

メガソーラー

枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所
最大出力:8,200kw
年間発電量(予想):9,185,900kwh

バイオマス

吾妻木質バイオマス発電所
年間送電料:8,800万kwh(2013年実績)

地熱発電

杉乃井地熱発電所
※発電した電気は「杉乃井ホテル」で利用。ピーク時の1/3を賄っている。

風力発電

秋田新屋ウィンドファーム
最大出力:6,800kW

たちかわウィンドファーム
最大出力:3,200kW

五島岐宿風力発電研究所
最大出力:1,200kW

仁賀保高原風力発電所
最大出力:24,750kW

今後について

オリックスが手掛けるエネルギー事業は今後も拡大が見込まれ、2016年の低圧電力の自由化になった際、早い段階でオリックスから電気を購入することが可能になると想定できる。
現在、発電事業者や小売り事業者は消費者に対して発電方法の開示が議論になっている。消費者の心理として、原発やCO2を排出しない「クリーンエネルギー」を選択する消費者は一定数いると想定され、再生可能エネルギーへの投資を続けるオリックスの存在感は今以上に高まっていくかもしれない。