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保温に電気代のかからない炊飯器があるって本当?

Old electric rice cooker isolated in grunge style

ご飯を炊くために毎日炊飯器を使っているというご家庭は、多いのではないでしょうか。炊飯器は使用する頻度の高い家電ですが、当たり前のように身近にあるので、電気代についてあまり考えたことがない方もいらっしゃると思います。一見どれを選んでも大差ないように思える炊飯器について調べていきたいと思います。

実は製品によって保温で消費する電力量には大きな違いがある

炊いたご飯を一度では食べ切れなかったとき、または食事の時間が家族でずれるときに、炊飯器の保温機能を使うご家庭は多いと思います。保温機能を使っているとき、炊飯器はご飯が食べ頃の温度をキープするように加熱しています。そのため一般的な炊飯器は、炊飯中だけでなく、保温中にも電気代がかかっています。

保温中に電気代のかからない炊飯器というのも存在している!

正確には、結露を防ぐためなどに少しの電力を消費しますが、ご飯を保温するためにメインのヒーターを使うことはありません。

電気代をほとんど使わず保温できる秘密は、真空断熱にあります。温かい飲み物や冷たい飲み物の温度を保つ、ステンレスボトルと同じ真空断熱の技術が、一部の炊飯器で採用されています。真空断熱は断熱効果が高いため、熱が外部に逃げにくく、長時間加熱しなくても、ご飯の温度を保つことができるのです。

真空断熱の効果は保温だけではありません。炊飯時にも熱が外に逃げにくいため、より少ない電力でご飯を炊き上げることが可能になっています。電気代の安い炊飯器を購入したいのであれば、真空断熱技術を搭載した製品を検討してみてはいかがでしょうか。