世界の電力消費量

世界全体での電力消費量は年々増加を続けています。

1995年には約10兆kWhだった全世界での消費量は、2000年には約15兆kWh, 2012年には約19兆kWhと増加の勢いは増しています。

世界人口の増加だけでなく、今まで電力を使っていなかった人たちが電力を使い始め、途上国の経済発展に合わせて電力の消費量が激増しました。

国別の電力消費量ランキング

ここからは国別に電力の消費量を見ていきたいと思います。どういった国が多くの電力を消費しているのでしょうか。

	国名	電力消費量(百万kWh)
1	中国	4,467,923
2	アメリカ	3,832,307
3	日本	921,040
4	ロシア	889,327
5	インド	864,709
6	ドイツ	540,121
7	カナダ	524,836
8	ブラジル	483,501
9	韓国	482,380
10	フランス	451,101
11	イギリス	319,146
12	イタリア	303,132
13	スペイン	243,121
14	メキシコ	233,997
15	サウジアラビア	231,599
16	台湾	224,336
17	オーストラリア	222,600
18	南アフリカ	211,573
19	トルコ	197,020
20	イラン	195,322

現在世界で一番多くの電力を使用しているのは中国です。

およそ4兆kWhの電力を消費しており、全世界の約５分の１の電力は中国一国で消費されている計算になります。

続いて、アメリカ・日本の順に多くの電力を消費しています。人口の多い国や経済発展している国が上位にランクインしています。

 

今、大半の電力は有限な資源を使って発電されています。

このままのペースで電力消費量が増え続けると世界的に電力が不足する日がやってくるでしょう。

今や水や食料と同じように電力も大切な資源なのです。

私たちの次の世代にこの資源を残していくためにもクリーンなエネルギーを選択することが私たちにできる身近な方策なのかも知れません。

 

参照元：http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2009html/2-2-3.html