家計をやりくりしていく上で月々の 電気代 の平均を知ることは非常に重要なことです。

電気代を口座引き落としにされているご家庭ですと一々気にかけることも無いかもしれませんが、指標となる平均を知っておくことで電力の使い過ぎを予防することになります。

今回は一般家庭の人数別、世帯主の年齢別に分類してみました。

世帯主とは、その世帯(家庭)の中心となって物事を取り図る人物、つまりその世帯の代表者です。

世帯主はその世帯の総意で決まり、夫婦ですと多くの場合夫が世帯主となっています。

まずは家庭の人数ごとに電気代平均を見ていきましょう。

データは総務省統計局の家計調査を参考にしています。

 

	平均	2014年	2013年	2012年
2人家族	9305円	9,830円	9,275円	8,811円
3人家族	10,822円	11,406円	10,849円	10,210円
4人家族	11,700円	12,152円	11,819	11,130円
5人家族	12,936円	13,512円	12,508	12,788円
6人家族	15,913円	16,663円	15,665	15,410円

例外なく、ご家庭の人数が増えるごとに電気代も高くなっていますね。

これは人数が増えたことにより家電製品の増加や契約アンペア数を大きなものにする、といった変化が起こるためと考えられます。

続きまして、2人以上の家庭における世帯主の年齢別です。

	平均	2014年	2013年	2012年
~24歳	6,488円	6,856円	7,877円	4,730円
25~29歳	7,197円	7,543円	7,097円	6,952円
30~34歳	8,359円	8,496円	8,751円	7,830円
35~39歳	9,650円	9,935円	9,692円	9,322円
40~44歳	10,474円	10,829円	10,509円	10,084円
45~49歳	11,190円	11,582円	11,140円	10,849円
50~54歳	11,774円	12,203円	11,904円	11,214円
55~59歳	11,826円	12,632円	11,791円	11,054円

 

一部例外はありますが、世帯主年齢が上昇するにつれ 電気代 も上がっています。

年齢が上がるにつれ経済的余裕が出てきたり、子どもが生まれ家族の人数が増えたりすることが要因と思われます。

2012年度が他の年に比べて 電気代 が安くなっているのは、6月の冷夏と12月~2月の暖冬が影響しているのかもしれません。

世帯主の年齢別データには家庭人数は考慮されていないため、おまけぐらいに考えると良いでしょう。

一人暮らしの方の 電気代 平均はこちらをご参照下さい。

「一人暮らしの電気代平均ってどのくらい？」