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ホットカーペットVSこたつ!テーマは「安全性」「本体価格」「電気代」「使用年数」

Big soft carpet

冬の寒さで何がツライって、腰や足が冷えることほどツライことは無いでしょう。腰や足をピンポイントで温めてくれる2大家電と言ったら、ホットカーペットVSこたつですよね。お互い甲乙つけがたく、どちらを買うかで悩んでいる方も多いのでは?

ホットカーペットVSこたつ4本勝負

まずはホットカーペット、こたつについて、本体価格・電気代・使用年数・安全性を比較してみましょう。

本体価格

まず本体価格ですが、こちらはホットカーペットに軍配が挙がります。良く売れている2畳タイプの物が、安い物なら6000円程度で手に入り、最低でも1万円以上するこたつより値ごろ感が強いです。

電気代

お次は電気代ですが、これはこたつの勝ちです。3~4人タイプの物で1時間当たり4円程度。対するホットカーペットは1人用の1畳タイプで4円です。一人あたりで考えると、こたつの方が安く温まることができます。

使用年数

そして使用年数について。こちらは引き分けです。ホットカーペット、こたつ共におよそ10年です。

安全性

最後に安全性についてですが、これはどちらも「使い方次第」と言えます。まず、どちらも長時間の使用は低温やけどの恐れがあります。また、共に断線などによる火災の危険があります。コードは折り曲げないように使い、コード・スイッチ部分が異常に熱い場合は使用を中止すべきです。

総合的にみてこたつの方が優秀な暖房器具という結果になりました。

しかし、「何も工夫をしてないこたつ」と「節約の工夫をしているホットカーペット」ではもちろん後者の方がお得になって来ます。

それぞれの節約方法について確認しておきましょう。

ホットカーペット・こたつにおける電気代節約方法

共通点の多い暖房器具なので、どちらにも適応できる電気代節約方法もあります。

熱を逃がさないことが最重要

こたつやホットカーペットを使う場合、できるだけ熱を逃がさない工夫が大事です。
とくにホットカーペットの場合、床に接する面積が広いため、せっかくカーペットを暖めても、床に熱が逃げたのでは何にもなりません。

床下に断熱シート

そこで、ホットカーペットの下に、段ボールやアルミの断熱シートなどを重ね敷きします。
設定温度を高くしなくても、充分暖かさを保つことができます。

こたつの掛布団は2重に

こたつの掛け布団も毛布などと2重掛けにすると、保温効果が高まります。
しっかり断熱、保温しておけば、ある程度温まったらスイッチを切っても、暖かさを保てます。タイマーなどを使って、一定の時間が経過したらスイッチを切るようにしておけば、暖かさを保ちながら節電することができます。

強から中でホットカーペットは4000円、こたつは1000円お得になる

温度設定が一番直に電気代に影響します。

ホットカーペットの電気代節約効果

ホットカーペットの設定温度を低くすると、かなりの電気代の節約になります。
例えば、室温20度のとき、3畳用のカーペットで、設定温度を「強」から「中」に切り替え、1日5時間使用したとすると、年間で消費電力量は185.97kWhの省エネになり、電気代を約4090円節約できます。ホットカーペットの場合、大きさも省エネ効果を左右します。人数に応じた最小限の広さで使うことが大切です。室温20度のとき、1日5時間の使用で、3畳用のカーペットから2畳用に切り替えると、年間の電気消費量は89.91kWh、電気代で

約1980円の節約になります。

こたつの電気代節約効果

こたつの場合、ホットカーペットと同様に、1日5時間の使用で、温度設定を「強」から「中」に下げると、年間で電気消費量は48.95kWh、電気代で約1080円を節約することができます。こたつの掛け布団を2重掛けにした場合、布団1枚だけの時より、電気消費量は32.48kWh、電気代で約710円の節約になります。

 

以上!ホットカーペットとこたつに関して比較、それぞれの節約方法についてご紹介しました!

どちらを使うべきか迷っていた方の参考になりますと幸いです!!