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ホットカーペットの電気代ってどれくらい?

寒い季節にはホットカーペットを暖房に使用する方も多いと思います。足元からポカポカになって、気が付くとうたた寝してしまっていたという経験がある方もいるのではないでしょうか。

気持ち良くて一度使うと手放せなくなるホットカーペットですが、長時間使用するので電気代が気になる方も少なくないと思います。そこで、ホットカーペットの電気代はどれくらいかかるのか、調べてみました。

ホットカーペットの電気代

ホットカーペットの電気代を調べるときに注目するのは、消費電力です。あるメーカーの3畳用ホットカーペットの消費電力を調べたところ、740Wという表示がありました。

740Wのホットカーペットを1時間使用すると、最大で740Whの電力が消費されます。これをkWhに直すと、0.74kWhになります。

電力料金は電力会社や契約内容によって異なりますが、1kWhあたり27円が一つの目安になっています。

この目安で計算すると、740Wのホットカーペットを1時間使ったときの電気代は、約20円ということになります。この電気代はあくまでも目安ですが、温度設定を最高で使用した場合には、1時間で20円ほどの電気代がかかることもあるということです。

ホットカーペットの消費電力は、大きさによって大きく変わります。先ほどのホットカーペットと同じメーカーでも、2畳用であれば消費電力は500Wに、1畳用では200Wに消費電力が下がります。

ホットカーペットを購入する際には、小さめの製品を選ぶことで、電気代を節約できます。

また、製品によっては、カーペットの全面ではなく、一部だけ温めるように切り替えられるものもあります。そういった機能をうまく活用することでも、電気代の削減を図ることが可能です。

温度設定で違いがでる電気代

ホットカーペットには温度設定を調節できる製品もあります。この温度設定を変えることでも、電気代に差が出てきます。あるメーカーの2畳用の製品の場合、温度設定を高で使用すると1時間に約9.0円の電気代がかかります。温度設定を中に下げた場合、1時間あたりの電気代は約6.2円に下がります。

このように、ホットカーペットの電気代は、設定を変えることで節約することが可能です。心地よく使用できる範囲で、暖房面積を小さくしたり、設定温度を下げて使用するようにしてみてください。

意外と知らない、半面モード

ホットカーペットの電気代節約に貢献する機能、その一つが「半面モード」です。これは、電気で温める面積をカーペットの全面ではなく、半面に切り替えることができる機能です。

最近では多くのホットカーペットにこの半面モードが搭載されていますが、一部の安価な製品などでは搭載されていないこともあります。

搭載されている製品には「左右前面切替」や「2面3通り切り替え」などの表示があることが多いです。ホットカーペットを新たに購入する際には、半面モードの搭載有無をチェックしてみてください。

ホットカーペットの半面モードは、文字通りホットカーペットを半分しか温めないモードです。温める面積が半分であるため、電気代もほぼ半分に削減できます。

あるメーカーの3畳相当のホットカーペットでは、全面暖房時に定格で740Wの電力を消費します。この製品を半面モードで使用する時の消費電力は、定格で370Wとなっています。

全面暖房時に比べると、定格消費電力は、ちょうど半分になっています。

半面モードを搭載したホットカーペットでは、温める面積を半分にすることで、電気代をほぼ半分にまで節約できます。ホットカーペットを少人数で使用するときは、半面モードを上手に使い、電気代を安く抑えましょう。