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外気が冷たい日はパネルヒーターがエアコンよりも電気代お得

室内暖房器具として使用している人も多いエアコンとパネルヒーターですが、電気代に関してはどちらがお得なのでしょうか。

暖める仕組みの違い

パネルヒーターとエアコンは、そもそも室内を暖める仕組みが異なっています。
パネルヒーターは幅射熱を利用して部屋を足下から暖めますが、エアコンは対流式で部屋全体を暖める効果に優れています。

そのため、暖かさの感じ方や適した使用方法が異なるという事を頭に入れておかなくてはいけません。
エアコンとパネルヒーターは、その電気代だけを単純に比較する事は本来出来ないという事なのです。

パネルヒーターの電気代

またパネルヒーターは、何時間付けていても消費電力は一定ですから、電気代も一定になります。
つまり1kWh=25円で計算した場合、消費電力600Wなら1時間の電気代は15円になります。

一般的なパネルヒーターは、低が300W中で600W、高で1000Wもしくは1200Wとなっていますから、1時間あたり7.5円~30円になる事が分かるでしょう。

エアコンの電気代

一方でエアコンは、室外の空気を取り入れる仕組みとなっているため外気の温度によってエアコンの設定温度が同じでも消費する電力は異なります。
そのためエアコンの場合は1時間あたりの電気代を計算により出すのは難しいと言えます。
しかし、室温と外気の温度に差があるとそれに比例して電気代は高くなるという事だけは言えます。

最近のエアコンはかなり省エネ性能が高くなり、14畳用のタイプでも暖房時の消費電力が100~1400Wが平均的な製品です。
単純に計算すると1時間あたり2.5円~35円となります。

どっちを使うべき?

こうした数字だけをみれば、エアコンの方が電気代は安くなる可能性があると言えます。
しかし先程も述べたように、エアコンは外気の温度で消費電力が変わるため一概にエアコンの方が安いとも言えません。

ただし、同じ消費電力である程度の広さの部屋を全体的に暖める場合は、パネルヒーターよりもエアコンに軍配が上がると考えて問題はないでしょう。

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