ハロゲンヒーター
手軽に暖かさを得ることが出来るハロゲンヒーターはとても便利な暖房器具です。しかし、その反面、壊れてしまいやすいという声も多々聞きます。一体、ハロゲンヒーターの寿命はどれくらいなのでしょうか。また、それを長持ちさせる使用法はあるのでしょうか。以下に検証していきます。
寿命にかかわるのはハロゲンランプ
ハロゲンヒーターの暖かさは、ヒーターに使用されているハロゲンランプによる熱放射によって得られています。
つまり、ハロゲンヒーターのキモ部分とも言えるのがこの熱源であるハロゲンランプなのですが、ハロゲンヒーターの故障は大抵このハロゲンランプが壊れてしまうことに起因しています。
すなわち、ハロゲンヒーターの寿命はハロゲンランプそのものの寿命とイコールで結ばれるものとまず理解しておいてください。
その前提に立った上で、ハロゲンランプの寿命に今度は焦点を当ててみましょう。
ハロゲンヒーターの寿命
メーカーや機種によって当然その寿命に差異が存在するのですが、一般的にハロゲンランプは5000時間程度がその使用の限界点だとされています。
仮に12月～2月の寒い時期に毎日10時間程度ずつ使用した場合、およそ年間で900時間、通算すると5年と少しでハロゲンランプは寿命を迎えることになります。
先程も触れたように、ハロゲンランプの寿命とハロゲンヒーターのそれはイコールで結ばれますから、約5年強が平均的なハロゲンヒーターの寿命であると言えるでしょう。
長持ちさせる使い方
長持ちさせる使い方としては、使用時にハロゲンヒーターのランプ部分に冷たい空気を出来るだけ触れさせないという方法が存在します。
ハロゲンランプの中にはガスが充填されているのですが、これが冷えてしまうとランプ内部のフィラメントが細くなって、消耗するという現象が起こってしまうのです。
最終的にフィラメントが焼き切れてしまうと、ハロゲンランプは発熱しなくなってしまいますから、それを防ぐためにも使用する際は冷たい空気の通り道などを避けてハロゲンヒーターを設置してみてください。
溜まったホコリを定期的に除去することも重要です。
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