ノートパソコンを外で持ち歩いて使っている場合、充電するたびにどのくらいの電気代がかかっているのか気になりませんか?
今回は一般的なノートパソコンの充電の電気代とその計算方法も含めてご紹介します。
ノートパソコンスペックを確認
大手のノートパソコンを例に取って書きます。
仕様にはバッテリーの容量は8000mAhと書かれています。
また電源には8000mAh/3.7Vのアダプタを使用し、充電時間は4.5時間と書かれています。
この情報があれば、概算で充電にかかる消費電力と電気代がわかります。
充電にかかる消費電力
まずバッテリー容量8000mAhとアダプタのボルト数3.7Vを掛け合わせると消費電力がわかります。
ワット数はアンペアとボルトの掛け算です。
8000mA/1000(k変換)×3.7V=29.6W。
ただしバッテリーを充電する時にはバッテリーに電気を貯めるので、そのまま電源でパソコンを使うよりも効率が悪くなってしまいます。
これは目安として使用効率60%程度に落ちるのが一般的な算出方法です。
つまり通常なら29.6Wですが、充電だと29.6W÷0.6=49.3Wかかるということです。
電気代の計算
ノートパソコン全体での消費電力を49.3W、4.5時間使用した時の電気代を計算すればわかります。
電気使用量はkWhという1キロワットを1時間使ったときの単位で計算します。
49.3Wは約0.05kWなので、これを1時間使うと約0.05kWhということになります。
充電に4.5時間使うと0.05kWh×4.5時間=0.225kWhです。
日中の電気代は変動性で1kWh当たり23円~33円程度かかります。
夜間なら一律で1kWh当たり13円程度です。
よってノートパソコンを一回あたりの電気代は日中の電気料金単価が23円として23円×0.225kWh=5.175円
割高な時間帯などで電気料金単価が33円なら33円×0.225kWh=7.425円 です。
夜とくプランを契約しているなどは夜間の電力単価が半額程度になり、13円×0.225kWh=2.925円になります。
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