2016年に小売りの電力自由化が行われるということで、電気代の関心は日々上がって行っていると思います。今回は、電気代を下げるためにテレビの主電源を切る、コンセントを抜くというのは有効だと言われていますが、テレビの主電源を切ることがどのくらい意味があるのか?というのを調べてみました。ぜひ参考にしてみてください。
テレビの主電源を切ることによるデメリット
テレビの主電源を切ることは、手軽にできる節約術とされていますが、電気代以外の観点から見るとどのような影響があるのでしょうか?
・内臓時計機能の狂い。
・録画機能内蔵テレビの場合、予約録画ができない。
・番組表などデジタル放送で送られる情報が自動ダウンロードできなくなる。
などの問題点があります。大手メーカーも長期休暇などで長い時間家を留守にするときや、テレビ自体に問題が発生したとき以外はテレビの主電源を切らないことを推奨しています。
テレビの待機電力はどのくらいなのか?
平成24年度の待機時消費電力調査報告書によると、
・ブラウン管テレビ…0,6W/時
・ビデオ内蔵テレビ…0,5W/時
・液晶テレビ …0,2W/時
・プラズマテレビ …0,1W/時
とテレビの待機電力は非常に少なくなっています。
さらに「リモコンオフ」と「主電源オフ」の状態からテレビを起動させた場合に、起動から一定時間(5分程度)までの消費電力をはかってみると、「主電源オフ」からの起動のほうが「リモコンオフ」からの起動よりも消費電力が大きいです。
テレビの節電方法
・見ない時にはこまめに消す
・明るさや音量を抑えて消費電力を下げる。省エネモードに設定するとGood!また薄型テレビ購入時には画面の明るさ設定が最も電力を消費する「鮮やか」になってることもあるので、しっかり確認して、「標準」や「おまかせ」に設定する。
・画面にほかりがついていると設定より画面が暗く感じることがあるので、こまめに画面を掃除する。
などが挙げられます。
テレビの消費電力は年々下がってきているので、もっと電気をしょうひする家電を知ってしっかり節電することをお勧めします。
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