経済の発展に伴って、電気重要が急増しているタイ。
タイでは、国内で生産される天然ガスに70%以上依存してきました。
しかし、この天然ガスも30年以内に枯渇すると言われ、近年はミャンマーからの輸入にも頼っています。
少し前には、天然ガスへの依存度を低めるために石炭による火力発電や原子力発電の整備をエネルギー省主導で進めようとしました。
しかし、国民の反対に合い、全く進んでいません。
そんな中、5月29日にタイ発電公社は東電と提携して、多様な発電方式を利用してエネルギー枯渇に対応していく方針を発表しました。原子力発電所や火力発電所などハード面での輸出を進める日本ですが、こういったソフト面での技術輸出も新たな道なのかもしれません。