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ソーラーインパルスとは?

ソーラーインパルス

 

スイスの団体が太陽光発電によるエネルギーのみで飛行機を世界一周させるというプロジェクトである「ソーラーインパルス」が話題になっているので紹介したいと思います。

 

ソーラーインパルスについて

 

今回のプロジェクト名はソーラーインパルスといい、世界で初めて気球による世界一周を成功させたベルトラン・ピカールがプロジェクトを主催していて、太陽エネルギーを動力源とする有人固定翼機で世界一周することを目標としています。

2015年の3月10日にオマーンを出発し、およそ5か月かけて世界一周する予定です。プロジェクトの総予算は日本円でおよそ190億円にもなり、主要スポンサーはドイツ銀行、オメガ、ソルベー、Schindler Groupeの4社です。またスイスの大学などは技術支援をしています。

 

ソーラーインパルスで使われる飛行機

 

今回のプロジェクトに使用する飛行機「ソーラーインパルス2」は翼幅が72.0mで翼上に太陽光電池を17248個搭載していて、発電能力は66kWです。大きさは翼幅からも分かるようにジャンボジェットほどあるにも関わらず重さを減らしているために、悪天候の際に機体が揺られてしまう上に太陽光発電がエネルギー源なので天候に非常に左右される飛行機です。

今月の1日の23時50分頃にも、南京を経由しハワイに向かう途中に、悪天候により急遽愛知県内の空港に着陸し、日本で話題になりました。

 

ソーラーインパルスプロジェクトが成功することを期待したいですね。