各住宅の屋根に太陽電池を設置して発電し、生活に必要な電力を賄ったうえで余剰分は電気自動車に蓄電し、各家電と電力メーターにICT(情報通信技術)を組み込んで、家電を外からでもリモートコントロールできるようにします。こうしてまず『スマートハウス』が誕生し、スマートハウスが連携してお互いに電力を融通し合えば『スマートコミュニティ』が構築されます。やがてコミュニティで電力が余ってきたら、電力消費量の多い都市部に環境負荷の軽いグリーン電力を送れるようになります。このように双配電システムで電力系統のインテリジェント化を実現し、再生可能エネルギーを最大限に利用することができる社会のことです。