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スマートコミュニティとは

スマートコミュニティ

「スマート」とは

「スマート」と言えば、まずは身の回りで普及しているスマートフォンが思い当たるでしょう。このスマートフォンは、従来の電話やメール、インターネットの活用に加え、メーカー各社が競って様々なソフトウェアやサービスを提供することで私たち自身の生活を一変させる力を持っています。スマートコミュニティも、そうした社会の在り方そのものを変えていく力になる可能性を秘めているのです。

 「スマートコミュニティ」とは

スマートコミュニティとは、いわゆる次世代送配電網(スマートグリッド)のような、新しい電力制御技術とICTを組み合わせた電気の有効活用に加え、熱や未利用エネルギーも含めたエネルギー全体の需要・供給体制の構築、さらには地域の交通システムや市民のライフスタイルの変革までも幅広く含む、エリア単位での次世代のエネルギー・社会システムの考え方を言います。

スマートコミュニティを実現するには、その目的に応じて様々な技術が必要となります。スマートメーターや通信機器、電力機器、これらを制御するソフトウェアを上手に組み合わせて運用することで、例えば不安定なエネルギー源である太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入がより安全かつスムーズに行う事が出来ます。

また、地域全体でのエネルギーの融通をコントロールすることで街全体として最適な省エネが図られるようにすることも可能です。さらには、大きな蓄電機能を有する電気自動車を交通システムの核としつつ、家庭用電源としても活用することが災害に強い街づくりにつながります。

 

ここで注意が必要なのが、スマートコミュニティには暮らしの快適さの概念も含まれると言う事です。すなわち、我慢を強いたり、享受していた利便性を損なう事は一時的にはあっても長期的にあっては成立しません。

スマートコミュニティは、そこで暮らす人、家庭、働く人、事業者が環境とエネルギーにやさしい行動を自然に取る事が促される街と言えます。