電気毛布や電気ひざかけなどと違ってエアコンやストーブのような空間を暖める暖房製品ってどうしても電気代が高いイメージがつきものですよね。
暖かい空間を実現したいけれど電気代が気になる…というあなたにぴったりな製品が電気ストーブ。中でもカーボンヒーターがオススメです。
電気ストーブってどんなもの?
一般的な灯油を燃料とするストーブとは違い燃焼を伴わないため空気が汚れる心配はありません。そのため非常にクリーンな暖房器具となっているのです。
灯油を使用しない代わりに供給される電力を使用して遠赤外線を放出させ暖かさを感じさせていて、スイッチをONにしたら即時に暖房効果を発揮する特徴を持っています。
「ハロゲンヒーター」や「カーボンヒーター」という言葉を聞いたことがありませんか?それが所謂電気ストーブと呼ばれるものです。
ハロゲンヒーターとカーボンヒーターの違いって?
単純に発熱元の違いです。それぞれ名前の通りハロゲンヒーターはハロゲンランプを熱源とし、カーボンヒーターは炭素繊維を熱源としています。
ハロゲンヒーターの後にカーボンヒーターが発売されたこともあって発熱効率の改善が図られていて、カーボンヒーターはハロゲンヒーターに比べて2倍以上の暖かさを感じると言われています。
更に、一般的なハロゲンヒーターの消費電力が1000Wなのに対しカーボンヒーターは500W~600Wとおよそ半分です。新しく電気ストーブを買いたい、という方はカーボンヒーターにすると良いでしょう。
さて、良いことばかりに思える電気ストーブですが従来の灯油ストーブに比べると部屋全体を暖める能力は劣ります。つまりリビングのような広い部屋は灯油ストーブの方が適しているということです。電気ストーブは小型で持ち運びやすいものも多いため、局所的に暖める用途に使うと本領を発揮してくれます。冬の暖房器具は適材適所を心掛けましょう。