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ジャーポットって何だろう?電気代や機能は?

夕食後のちょっとした時間や、朝の忙しい時間帯に、ふとコーヒーやお茶が飲みたくなることはありませんか?そんな時、いちいちヤカンで水から沸かすのは面倒、気軽にいつでも使えるお湯があれば…と思う方も多いのではないでしょうか。

そんな希望に応えてくれるのが、電気ジャーポットです。

「沸かす、保温する、注ぐ」までをこなすジャーポット

近頃、電気湯沸かし器の中で注目を集めているのは、シンプルな「沸かす」機能に特化した「電気ケトル」かもしれません。電気ケトルは、1分前後の短い時間でお湯を沸かせるのが特徴ですが、残ったお湯が次第に冷めていってしまうという難点もあります。

一方、お湯を少量ずつ何回かに分けて使いたい、一度沸かしたお湯を熱いままとっておきたい、という場合に便利なのが、保温機能のある「ジャーポット」です。例えば、夜お茶を飲むためにジャーポットで沸かしたお湯を保温しておき、朝食後にコーヒーを入れる、という使い方もできます。

所定の位置に置いたまま、給湯ボタン(小さなボタンを押す電動タイプ、ポンプにつながった大きなボタンを押す手動タイプの2種類があります)を押してお湯を入れることができるので、一般的な電気ケトルのような、本体が倒れるとお湯がこぼれるという心配はぐっと少なくなります。

一日に何度も使うならジャーポットがお得

ジャーポットの電気代はどの程度になるのでしょうか?湯沸かし、保温、給湯の3ステップがあるため、単純な計算はできませんが、例えばある機種で、毎日3〜5リットル程度のお湯を沸騰・保温した場合、1ヶ月当たり約460円、1日当たり約15円(1kWh当たりの電気代を23円と計算)になるそうです。

一方、電気ケトルの場合は、200cc当たり1円弱の計算になります。沸かす量が増えると、その分電気代も上がります。

ジャーポットは、「まとめてたくさんのお湯を沸かしておいて、朝昼晩と何回かに分けて使う」というスタイルにオススメです。

3人以上のご家族や、小規模オフィスなどに良いかもしれませんね。一方で、「1日に1回、カップ1,2杯分のみ」という使い方の場合には、1回沸かし切りになる電気ケトルの方が、電気代は安くなります。ライフスタイルに合わせて、賢く使っていきたいですね。

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