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ENEOSでんき、東燃myでんき、昭和シェル…ガソリンとセットでおトクな電気

ガスや携帯、インターネットと共に電気市場への参入が続々と進んでいるのが石油小売会社です。

ガスや携帯、インターネットは月額制なのに対しガソリンは1Lごとの販売なので、セットで販売するのは難しいのではないかと言われてきました。

しかし、石油小売業界の電力供給に対する視線は強く、大手3社が相次いで料金プランを発表しました。

今回はその3社を特集します。

具体的には、

の3つの電気です。

まずは比較

3つの電気の料金を比較してみましょう。

電気料金と各種割引についてまとめてみました。(料金は30Aのもので比較しました)

比較してみると、

ということが分かりました。

ここからは1社ずつ見ていきましょう。

ENEOSでんき

ENEOSでんきの特徴は

があります。

2段階(120kWh)以上お使いの方におすすめ

ENEOSでんきは1段料金は少し割高に設定されています。

一方で、2段料金以降は東京電力の従量電灯Bと比較しても、東燃や昭和シェルと比較しても安めに設定されています。

つまり、1段階しか使わない人は割高になる可能性があるけれども、2段階以降はおトクになるということなんです。

ちなみに、全国平均では、一人暮らしでも120kWhは超えています。

学生や単身赴任の方を除けばたいていの人がおトクになる計算です。

割引が充実

ENEOSのガソリンスタンドでTポイントがたまるようにENEOSでんきでもTポイントがたまります。

東燃や昭和シェルではたまりません。

また、ガソリンとのセットでは、ENEOSカードを使えば今までの割引に加えて1 円/Lガソリンが安くなります。

さらに、2年目以降は1~2年目の電気使用量単価と比べて0.1円/kWh安くなります。

 

myでんき

続いては、東燃ゼネラルのmy でんきです。

特徴は、

です。

1段料金(~100kWh)がとにかく安い

新電力の電気プランで1段階目の料金が安いプランはあまりありません。

この東燃ゼネラルのmyでんきはそういった意味でも、料金がとにかく安くなるプランになっています。

東京電力の電気料金を元に3~6%必ず割引されるので、誰でも一定の割引は受けられます。

一方で、セット割もポイント還元も長期割引もなく、東燃ゼネラルのガソリンを使っても使わなくても料金は変わりません。

ガソリンが10円/L安くなる電気

最後は昭和シェルのガソリンが10円/L安くなる電気。

特徴は、

です。

たくさん電気を使う人におすすめ

昭和シェルは変則的な料金体系をとっています。

1段階目、2段階目は定額制でそれ以降が従量制になっています。

1,2段目は東京電力の従量電灯Bと比べても、ENEOSと比べても、東燃と比べても割高です。

その代わり、600kWhを超えたあたりから割安になっていき、最終的にはENEOSよりも東燃よりも安い料金になります。

毎月安定して、多くの電気を使う家庭におすすめです。

ガソリンが最も安くなる

3社の中で最もガソリンの割引額が高いのがこの昭和シェルです。

10円/LはENEOSと比較しても高水準になっています。

また使用カードの限定がないことも魅力です。

 

今だけの割引キャンペーンも


ENEOSでんきでは今だけの早割キャンペーンが実施されています。

他の2社では行われていない特典なので要チェックですね。

期間が電力自由化が始まる4月1日より前の3月31日までになっています。

ガソリンと電気が盛り上がる日もそう遠くない?

今回は、石油小売会社の電気プランを特集してみました。

携帯やガスと比べて、昨年はあまり話題にならなかった、ガソリンと電気の組み合わせですが、電気プランが発表されるとそのおトクさからメディアでも取り上げられ徐々に話題になってきています。

割引率や料金の安さで考えるとガソリンとのセットも一考の価値あり、ですね。