寒い冬を快適に過ごすためには、やはり暖房器具が欠かせません。石油ストーブ、ガスストーブ、エアコンといったものが一般的ですが、最近出てきた暖房器具にカーボンヒーターがあります。
今回は皆さんにカーボンヒーターの電気代などについて紹介したいと思います。
暖房器具に期待する点は、きちんと温まるかどうかと、ランニングコストの低さですよね。
カーボンヒーターに類似したものでハロゲンヒーターがありますが、カーボンヒーターは、ハロゲンヒーターと同じ消費電力で赤外線の放射が倍の量あるので、感覚的にはハロゲンヒーターの半分のコストで使っていけます。ではカーボンヒーターの具体的な電気代はいくらでしょうか?
カーボンヒーターの電気代
1kwあたりの電気代を25円とすると、カーボンヒーターを500wで使った場合、1時間当たりの電気代は12.5円となります。
カーボンヒーターは空気を温めるというよりは遠赤外線で対象を直接温めるので、つけた瞬間からあたたかいという特徴があります。ただし、空気がそれほどあたたまらないので、長く使っていても消した瞬間寒く感じるという特徴があります。ですから、エアコン、ストーブのように消してからもしばらくあたたかいということは期待できず、またあたたかくなってから消費電力が下がるということもないです。ですからエアコンは、使い始めこそ1000wを超える消費電力ですが、あたたまってからは200w程度まで抑えられるのが一般的で、1時間あたりの電気代が5円程度まで下がります。
ですから、カーボンヒーターは、短時間ならエアコンよりも消費電力が低いのですが、使用時間が長くなれば長くなるほど経済的とはいえませんから、カーボンヒーターを経済的に使うなら短時間に抑える方がよいでしょう。