全国のオール電化の電気代の平均は年間約190,000円ほどという統計があります。
家電もどんどん省エネ化が進み、オール電化への関心はさらに高まっています。しかし、実際にオール電化はいくらぐらい電気代がかかるのでしょうか。
電気代は、各電力会社によって料金が異なりますので同じ電力消費でも金額が違います。単純に計算すれば1カ月で16,000円弱という事になりますが、特に高いのは真冬です。
オール電化では、給湯のお湯を夜間に沸かすのですが、冬は水が冷たい事もあり、沸くのに時間がかかります、その分だけ電気代もかかるので、冬が一番高くなります。
逆に真夏は水がぬるいので、湯沸かしが早く、ためた湯量の減りも緩やかです。
電気とガスの併用だと、双方に基本料金がかかりますが、オール電化であれば、基本料は電気代だけです。
各電力会社で料金プランが色々と用意されていますので、生活スタイルに応じて適切なプランを選択すれば、節電の方法はたくさんあります。
オール電化で一番電力を使うのが、給湯の湯沸かし
お風呂などにも使用するため、大量のお湯が必要です。家族の人数によっても大きな差が出る部分です。
その次に多いのがエアコンです。夏と冬にエアコンを頻繁に使用すれば、電気代は当然高くなります。
最近では、自動運転でつけたままにした方が電気代が安くすむという説もあります。
こまめに消さないで、温度を上下させて調節してみるといいかもしれません。オール電化で電気を上手く使うにはコツがあります。
家電の性質や使用法と電気料金のプランを上手に組み合わせる事で、大幅な節約も可能です。
2016年から、電力自由化が始まります。そうなると、電力会社を選ぶ事が出来るようになりますので、各社競争が激化すると予想されています。
そうなれば電気代もより安いところを選べるので、オール電化ユーザーにはうれしいですね。