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エネルギー資源が不要な世界~永久機関とは②~

オルフィレウス

エネルギー資源が不要な世界~永久機関とは~」では現在に至っても永久機関は完成していない人類の長年の夢だということを紹介しました。

しかし、歴史上で実は一人だけ永久機関の開発に成功したという人がいます。

それは誰なのか、歴史上で成功したのになぜ現在はないのか、まとめてみたいと思います。

 

オルフィレウスの発明

1680年にザクセンで生まれたオルフィレウスが今回の主人公です。
彼が歴史上でただひとり永久機関の開発に成功した人物なのです。1717年に彼は自動輪を開発しました。町でそれを披露したという記述が公式に残されているそうです。それを見たある貴族がスポンサーとなって永久機関の研究を続けました。そして、最終的には一度手で回しただけで2週間回り続ける永久機関の開発に成功しました。

 

オルフィレウスの発明の喪失

このようにすべてがうまくいったオルフィレウスの永久機関の開発ですが、その永久機関が今は存在しません。なぜ、人類にとって大きな意味を持つこと発明が失われてしまったのでしょうか。

オルフィレウスの性格が原因だと言われています。

彼はこの上なく用心深い性格だったのです。そのため自分の開発した技術が他人に漏れるのを極端に嫌いました。彼を評価していた貴族がその永久機関を莫大な金額で買い取ろうしましたが、オルフィレウスは研究の内容だけをとられてお金をもらえない事を恐れて自分の開発した永久機関をすべて破壊してしまったそうです。

 

このようして、オルフィレウスは永久機関の開発に成功したものの後世には残っていないのです。

ただ、話自体が18世紀のものなので、どこまで本当なのかはわかりません。

永久機関が今後発明されるかはわかりませんが、新しい発電方法は続々と生まれています。
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そして現在は2016年4月に起こる電力自由化を控えているため、電力業界の動向は過去になく活発で混沌としています。
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