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エコキュートの消費電力&節約術!

Shower with running water

エコキュートというものを聞いたことある人はたくさんいると思いますが、お得とよくききます。

しかし、どれくらいお得なのか疑問に思った人はいるのではないでしょうか。そこで、使用量を計算してみたいと思います。

エコキュートの消費電力は?

一般家庭の平均が421Lですので、それをもとに電気料金を考えてみます。

エコキュートの効率ですが、エコキュートは空気でお湯を沸かすという仕組みなので、外気温が高いほど効率が良く、外気温が下がると低下してしまいます。

では、冬はどのくらい低下して、電気代はどうなってしまうのか考えましょう。

気温が16度のときに消費した電力量の4.76倍の効率を発揮しますが、外気温が7度の時は3倍になります。

ここから必要な電気代を算出してみると、43度のお湯を水温が1度、7度、17度、24度のときの300L、400L、500Lを利用した時の電気代は、水温が1度になる時に400Lのお湯を利用した時は、約150円です。

そうすると、一月あたり4500円くらいになる計算になります。

また、お湯の湧き上げにかかる時間を必要電力÷最大消費電力で算出すると外気温が1度になるとお湯が300Lでも沸くのに8時間かかるという計算になります。

この計算でいくと500Lですと、半日くらいかかるという計算になります。

しかし、真夏だと500Lでも2時間足らずで沸くという計算になるので、効率が全然違います。

外気温が低下することで電気代が跳ね上がりますが、温暖な地域のほうが同じエコキュートでもお得になるのでよく考えてから利用した方が良さそうですね。

エコキュートご利用の方必見電気代節約術。契約プランは見直していますか?

電気料金メニューを選択する場合、ご家庭でお使いの電気器具に応じた選び方が大事です。
特に電気代を大きく左右するのが、給湯器です。給湯器は、朝晩の料理の他、お風呂などにも使われるので、料金メニューや機器の省エネ性能に注意を払う必要があります。

エコキュートは深夜にお湯を沸かしている。

給湯に必要なエネルギーは、電気、ガスを含めて家庭で消費するエネルギーの約3割を占めます。この割合は、エアコンなどの冷暖房エネルギーの消費量に匹敵します。給湯器には、ガス給湯器もありますが、電気料金を考える場合は、電気温水器、エコキュートなどを選択することになります。電気温水器、エコキュートはともに深夜の電気でお湯を沸かし、昼間に使うことが基本になっています。

深夜が安くなるプランで電気代節約!

そのため、電気料金メニューとしては、深夜時間帯の料金を選ぶことになります。
深夜時間帯の料金は、電力会社によって少しずつ異なりますが、大体午後11時から午前7時までを対象にしています。その間の電力料金は、昼間のざっと3分の1と大変安くなっています。温水器、エコキュートはいずれも、当然のことながら、この時間帯の安い料金設定を選択します。とはいえ、機器によって、月々の電気代に大きな差があります。

お湯を沸かす仕組みに違いがある

というのも、電気温水器とエコキュートでは、お湯を作るシステムがまったく違うからです。電気温水器は、利用の歴史が古く、多くのご家庭で普及しています。しかし、電気温水器は文字通り電気でお湯を沸かすので、システムとしては電熱線(ヒーター) が使われています。それに対してエコキュートはヒートポンプによってお湯を沸かす仕組みです。ヒートポンプは、冷蔵庫やエアコンなどにも使われていますが、ポンプという名前のとおり、熱を空気中などから汲み上げ、その熱で冷媒(熱を伝える媒体)を圧縮したり、膨張させたりすることで、高温や低温を作り出す仕組みです。

エコキュートのキャッチフレーズとして「空気でお湯を沸かす」といった表現がみられますが、それも、その仕組みから来た表現です。ヒーターなどの熱源を使わず、冷媒の圧縮、膨張に電気エネルギーが使用されるだけです。そのため、電気代は、電気温水器に比べ約3分の1といわれます。ただし、エコキュートは初期のお値段が高く、メンテナンス費用も温水器に比べ多くかかります。その辺を考慮して機器を選ぶ必要があります。