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インバータの仕組み

インバーター

■インバータとは何か

電力を交直逆変換するインバータ

インバータ(Inverter)はもともと逆変換器という意味で、電力会社から供給される50ヘルツもしくは60ヘルツの交流電力を直流に変換し、さらにこれを任意の周波数や電圧の交流電力に変換する装置のことです。

ふつうインバータは、主回路という部分と、制御回路という部分で構成されています。そして主回路には、コンバータ部とインバータ部があります。コンバータ部は、まず交流(商業電源)をいったん直流に変えます。この直流には脈動分といって雑音のような波形が含まれていますので、これをさらに滑らかにします。ここまでが、コンバータ部の仕事です。

コンバータ部でつくった直流を、周波数を自由に変化できる交流に変える働きをするのがインバータ部です。

制御回路は、コンバータ部とインバータ部の連絡をスムースに行うための電子回路です。

 

■インバータは電子スイッチ

直流は電流の流れる方向が一定ですが、交流は時間と共に電流の流れる方向が変わります。一定の方向に流れている電流を、向きが周期的に反対になるしくみをトランジスタ回路で行っています。