2016年4月1日。ついに切って落とされた電力の小売り自由化
2000年から段階的に開始された電力自由化。16年4月に一般家庭を含む低圧部門の小売りが自由化されたことで全面自由化を迎えました。16年1月から開始された電力の事前申し込みから現在までに、新電力によるプロモーションを目にした方も多いと思います。
そんな中、新規の顧客獲得で先行したのは大手の都市ガス事業者である「東京ガス」と「大阪ガス」。ガスとのセット割を中心に、抜群の知名度と実績を武器に顧客獲得を拡大させています。
特に切り替え件数が多い首都圏・関西圏で、電力提供を開始する「東京ガス」「大阪ガス」のサービスについてご紹介していきます。
※参考:産経ニュース 2016年4月8日時点の情報を基に算出しています。
東京ガス
東京ガスは、130年間にわたりガスを供給している歴史ある事業者。16年2月に改訂した電気料金と、地元に根づいた販売網・積極的なプロモーションを駆使し、電力自由化の主役に躍り出た。
関連記事
大阪ガス
大阪ガス「さすガっス!」で、地域密着型のサービスチェーンを武器に顧客との友好な関係を構築している関西の雄。