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まさに、近未来。宇宙で発電する日。

宇宙

太陽光発電は太陽に近ければ近いほど発電効率が良くなります。近くなればなるほど間に遮るものがなくなり、効率よく発電することができるのです。それなら、宇宙で発電すればいいんじゃないの?と考える人も多いことでしょう。実際、宇宙ステーションでは太陽光発電だけで電力がまかなわれており、天候に左右されることもなく安定した発電が行われています。

 

宇宙での発電の問題点

宇宙で発電すれば、クリーンで枯渇しないエネルギーで安定して発電ができる、それならなぜ今宇宙での発電が行われていないのでしょうか。送電の問題です。現在の技術では発電した電気は電線を通って送電されています。つまり、宇宙の発電設備と地上の電気を使う場所を電線でつなぐことができればこのクリーンで安定した電気を思う存分使う事ができます。

 

宇宙で発電して無線送電するという挑戦

宇宙と地上を電線でつなぐのは不可能そうですね。それなら、無線化すれば良い。無線送電システムの開発がはじまりました。今までの送電と違って無線送電の場合、電気を一度マイクロ波に変換してから送電し、再び電気に変えるという変換が必要になります。今年3月についに無線送電の実験が行われました。結果、500m離れた場所に無線で電気を送ることに成功しました。これからどんどんと距離をのばしていって、宇宙からでも送電することができるようになる日は意外と近いのかも知れません。