夜間の電気の方が安いのでみんなが電気を使わない夜間にまとめて電気を使うようにしましょう。そんな報道をみたことはありますか?実は夜間の電気代節約って自発的に行動しなければ実現しないんです。今回はそんな夜間の電気代節約術をまとめてみたいと思います。
契約を切り替えないと夜間の電気代を安くすることはムリ!
新聞やテレビの報道を見ていると、なにもしなくても夜間に使った分の電気代は安くなるというように受け取ることができるようになってしまっています。これは、完全に間違いです。最も多くの一般家庭で契約している「従量電灯B」では夜間に電気を使おうが、昼間に電気を使おうが、電気代は全く同じです。元々このプランは一日中だれかは家にいるという家庭を想定して設定されているので、夜間でも昼間でも同じ電気単価が適応されるようになっているのです。では、夜間の電気代を節約したい場合はどうすれば良いのでしょうか。契約を変更することで夜間の電気代を節約することができます。東京電力では、「夜得プラン」や「半日プラン」など夜間の電気料金が安いプランが設定されています。これらのプランに変更することで初めて夜間の電気代を節約することができるのです。
夜間に使う無駄な電気使用をやめよう
夜間は無駄に電気を使用しがちです。寝ているだけで、何の電気も使っていないと思っていても、多くの無駄な電気が消費されています。夜間の電気代節約を考える上で、すべきことをまとめてみましょう。
待機電力は究極の無駄
年間5%もの電気が無駄になっているという待機電力。夜間はより多くの待機電力を消費してしまう傾向にあります。夜中接続しっぱなしの携帯充電機やコンセントにさしっぱなしの家電は多くあるはずです。スイッチ式のタップなどを使ってこれらを断つだけで夜間の電気は減ります。
常夜灯は常夜しようしない!
常夜灯は一晩に10円程度の電気代がかかると言われています。寝るときには極力消して寝ましょう。ちなみに、LEDに変えると5分の1程の消費電力になります。