今回は、「日本生協」のアンケートをもとにこれからの電力はどうなっていくべきか見てみました。原発やCO2排出量の多い発電は避けるべきという世論がある一方で政府は火力発電や原子力発電を中心とする電源構成を保っていく方針を打ち出しています。ただ、再生可能エネルギーの比率をあげていくという方針は評価されているようです。
新電力に関しても、電源構成比を公表して自分が望む電気を解体という声が多くありました。
実際に、始まってみないとわからない事が多い電力自由化ですが、世論がどうなっているか確認することも大切です。
政府のこれからの電力
政府は2030年までにベースロード電源の割合を6割、再生可能エネルギーの割合を25%程度にまで引き上げると発表しました。
その中で、原子力発電の割合は20%ほどにまで増加するとみられています。
これからの電力に関するアンケート
1、再生可能エネルギーはどのぐらいの比率にすべきだと思いますか?
30%以上:36.6%
20%:26.6%
10%:14.4%
10%以下:2.6%
2、火力発電についてどちらが良いですか?
コストが低い代わりにCO2排出量の多い発電:27.9%
CO2排出量が少ないがコストの高い発電:72.1%
3、電力会社を選ぶに当たって電源構成比は重要な指標になりますか?
はい:82.9%
いいえ:17.1%
4、電力会社は電源構成比を公表すべきだと思いますか?
はい:88.5%
いいえ:11.5%
参照元:http://jccu.coop/info/pressrelease/2015/05/post-3227.html