突然ですが皆さん、エアコンのフィルターは小まめに掃除していますか?一般的に一ヵ月に1~2回の頻度で掃除しておくのが理想とされています。
何でエアコンフィルターを掃除する必要があるの?
まず、フィルターはエアコンの本体である熱交換機をほこりから守るために存在しています。熱交換機は室内の空気を吸い込み、暖かくしたり涼しくしたりするために必要なエアコンの重要部分です。
フィルターにほこりがついている状態では空気を吸い込む際に負荷がかかり余分な電力を消費してしまうこととなります。
更に、フィルター掃除を怠りカビが発生するとエアコンから吐き出される空気も不快な臭いになってしまいます。
2年間掃除していなかったエアコンフィルターがこちら
最近、エアコンの効きが悪くなったかも?と思いフィルターを確認してみた結果がこれです。
何が何だか分からないかもしれませんがフィルターをびっしりと灰色のほこりが覆っています。
これではエアコンの効きが悪くなるのも当然ですね。
型番はダイキンのF22NTES-W。2年間も掃除していなかったのにも関わらず一切不快な臭いなどの異変を感じなかったのはストリーマ空気清浄というフィルターについた汚れやカビを分解、抑制する機能が備わっていたからだと考えられます。
それでは、このびっしりこびりついた汚れを綺麗にしていきましょう。
エアコンフィルターの掃除手順
実は、エアコンのフィルター掃除ってとっても簡単です。たったの2ステップで終わってしまいます。
やるべきことは
フィルターのほこりを掃除機で吸い取る
中性洗剤で水洗いしシャワーで流す
これだけです。
まずはエアコンのコンセントを抜き、前面パネルを開けフィルターを取り出しましょう。この際、ほこりがエアコン下に落ちないように気を付けて下さい。
次にフィルターにこびりついたほこりを掃除機で吸い取るのですが、ほこりが飛散する可能性があるため室外でやることをオススメします。
掃除機でほこりを吸い取ってあげるだけでこのようにほとんど綺麗になります。違いは一目瞭然ですね。
あまりフィルター掃除に時間が取れない、という方は掃除機でほこりを吸い取ってあげるだけでも大きな効果を得られますよ。
掃除機で吸い取れないほどの汚れだった場合、水で濡らし固く絞った古雑巾である程度汚れを取り除きましょう。
そして次に浴室に移動しフィルターの内側から外側(汚れがついている面)に向かってシャワーを当てます。この段階でほとんど汚れは落ちているはずです。
ベタベタした汚れがまだ残っているという方は、たらいなどにぬるま湯を張り中性洗剤を溶かしたものにフィルターをつけ古歯ブラシなどを使い網目にこびりついた汚れを落としていきましょう。
そして、洗剤を洗い流し風通しの良い場所にフィルターを干し乾かせば終了です。
それでは、掃除が終わったフィルターをエアコンに取り付けてみます。掃除後のフィルターはどうなったのでしょうか?
エアコンフィルター掃除結果
これが、掃除後のフィルターです。中のファンをフィルター越しにハッキリと確認することができますね。いかに掃除する前汚れていたかが分かります。
そして、気になるのがエアコンの効きの悪さは改善されたのかということ。
恐る恐るスイッチを入れてみると、違いはすぐに体感することが出来ました。
掃除前と同じ設定であるにも関わらず、風量が上がり、より冷たい風が吹き出されているのです。
フィルター掃除だけでここまで変わるのかという驚きと同時に、放置していた2年間を悔やみました。冒頭でも述べましたが、フィルターに汚れが溜まればそれだけ余分な電力を消費することとなるからです。
日常的に部屋は掃除しているし、エアコンに変わった様子も無いからと言ってエアコンのフィルター掃除を後回しにしていませんか?
フィルター掃除は本当に簡単に出来てしまうので、心当たりがある方はこれを機に掃除してみることをオススメします。
節電に繋がるだけでなく、エアコンが本来の力を取り戻しきっとお部屋も今より快適になるはずですよ。
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